おゆみ野の歴史

おゆみ野の昔の様子

1. 古代の様子

約3万年前、現在の「おゆみ野」の地に住む人々は、石やりを使って狩猟を行っていました。約9000年前にはドングリや鹿、ハマグリやイワシ、イモ類を食料とした多彩な食生活を送り、4500年前になると村が作られました。その時代のリーダーが身につけた腰飾りが見つかっています。弥生時代には村田川沿いに水田も作られました。古墳時代後期には村と住居がぐんと増えました。村の周辺は墓地となり、最大の人形塚古墳からは、人や馬、家などの埴輪が見つかっています。


2. 歴史時代から(現代の街づくり)事業前までの様子

住居は台地から低地へと移り、水田耕作に必要な鍛冶工房も多くありました。 江戸時代には、有吉、鎌取、六通、六金沢などの集落が谷津の田や畑、背後の里山などの美しい田園風景を形作っていました。その面影は今も「おゆみ野」の随所に残され、街の景観を彩っています。

おゆみ野に新しいまちができる前は、標高10~50mの丘陵地で大半が山林や畑でした。10の町があり大きな4つの集落に約270戸約1000人の人々が生活していました。